1人でも、友達とも、家族と一緒でも釣りが楽しめる釣り施設、管理釣り場。
けど実際に行こうとすると「料金はいくら?」「ルアーは?」「釣った魚は食べれるの?」みたいな疑問と不安はつきものです!
そこで今回は、そんな疑問に答えるべく全国の管理釣り場を誰よりも詳しく紹介する、名付けて「管釣り紹介シリーズ」の第3弾、としまえんフィッシングエリア編です!
目次
としまえんフィッシングエリアとは?
としまえんフィッシングエリアは、東京都練馬区にある冬限定の管理釣り場です!
夏季は皆さんご存知の「としまえんプール」として営業していて、冬になるとマスが放たれて釣り堀となります。
足場が良く魚も多いため、初心者やカップル、家族連れの方でも手軽に釣りを楽しめるところが魅力です。
電車、車、自転車でのアクセスや駐車場について!
としまえんフィッシングエリアへのアクセスについてです。
電車の場合は西武線と大江戸線のどちらかで!
電車で行く場合は、西武線と大江戸線の2路線を利用することができ、池袋と新宿から乗り換え無しで来ることができます!
どちらの路線で来ても、釣り場まで歩いて10分かからないので電車でのアクセスが圧倒的におすすめです。
車と自転車の場合は、近くに駐車場と駐輪場があります!
車や自転車でアクセスする場合ですが、車の場合はコインパーキングが、自転車の場合はフィッシングエリア用の駐輪場が近くにあります!
自転車移動が寒い真冬や、魚を持ち帰る予定の時は車で行きたいので、コインパーキングが近くにあるのは釣り人にとってありがたいことです♪
※混雑時にはコインパーキングが満車になることがあるので注意してください。
としまえんフィッシングエリアの攻略について!
続いてとしまえんの攻略方法についてです。
全国でもトップクラスにハイプレッシャーなフィールドの魚をいかにして釣るか、アングラーの腕の見せ所です!
アマゾン、ナイアガラ、ミシガンの3つのエリアが存在!
としまえんフィッシングエリア内には3つのゾーンがあり、それぞれ「アマゾン」「ナイアガラ」「ミシガン」という名前がつけられています!
釣り場によって釣り方が少しづつ違うので、1つづつ軽めに紹介していきます。
アマゾンエリア
受付を通って左側の「流れるプール」として知られる円状の細長いプールは、冬にはアマゾンエリアと呼ばれ流れがある釣り場になっています!
受付のすぐ横の水車周りや点在する噴水、
そのほか壁際にも魚がついているので、重さのあるスプーンやシンキングミノー等、流水域用のルアーを使って攻略する人が多いです。
大物が釣れる印象はありませんが、良型のイワナやブラウンが釣れますし、流れのあるところでルアーを扱う練習にもなるので人気があるポイントです!
※エリアの左半分は餌釣りエリアなのでルアーを投げないようにしましょう!
ナイアガラエリア
受付を通ってすぐにある、中央の広いプールはナイアガラエリアと呼ばれ、大小様々なトラウトが群れを成しています!
プール中央付近の2つの噴水や一番奥にある水車、その近くの小さなインレットにはやる気のある魚が集まっているので、スプーンなどの多少の遠投が利くルアーがおすすめです。
としまえんのなかでは(多分)一番魚影が濃く、小型の数釣りから大型狙いまでできるナイアガラエリアは、初心者でも比較的簡単に釣ることができるので一番人気があるエリアです!
ミシガンエリア
受付を通ってからずっと右に行くと見えてくるのは、「波のプール」ことミシガンエリアです!
ここには最大で1メートル近いイトウと練馬サーモンと呼ばれる巨大なニジマスが住んでいて、難易度もなかなかに高いので生半可な気持ちで挑むと返り討ちを食らいます。
大型魚しか入れていない(多分)なのでバイトは多くはありませんが、真ん中奥の噴水と、その奥の壁際ギリギリには確実に魚が付いているので、いつも一発大物狙いのタックルを携えたアングラーたちが竿を振っています!
釣れる魚はニジマス、ヤマメ、イワナ、アマゴ、ブルック、ブラウン(+練馬サーモン&イトウ)の8種類!
としまえんで釣れる魚についてですが、アマゾンエリアとナイアガラエリアで釣れるのがニジマス、ヤマメ、イワナ、アマゴ、ブルック、ブラウンの6種類で、
大物狙いのミシガンエリアで釣れるのがイトウ、練馬サーモンの2種類、計8種類の魚を釣ることができます!
エリア | 釣れる魚種 |
アマゾン/
ナイアガラ |
ニジマス、ヤマメ、イワナ、アマゴ、
ブルック、ブラウン |
ミシガン | イトウ、練馬サーモン |
以前にナイアガラエリアに50cmほどのイトウが放流されたという話も聞いたことがあり、その時の放流によって釣れる魚が変わる可能性があることを頭に置きながら、大体の目安として覚えておくと良いでしょう!
放流日は毎週月曜日と金曜日!
としまえんフィッシングエリアの放流日は月曜日と金曜日で、富士山の麓で育った美味しいトラウトたちがたくさんトラックでやってきます!
11時くらいに放流があった後は、新しく入った個体も前からいた個体も活性が上がるので釣りやすくなります。
放流日には魚も増えますが、当然釣り人も多くやってくるので多少の混雑は覚悟していったほうがいいです!
タックル(ロッド、リール、ライン)について!
としまえんに挑むタックルですが、普通の管釣りタックルで大丈夫です!

1000番サイズのスピニングリールとエリアトラウト用のロッド、ラインは2lb〜4lbで基本的に切られることはないと思って間違い無いです。
※大物が多数放流されているミシガンエリアも、多少上手い人なら上記のタックルで難なく取り込むことができますが、もしも不安な方はラインを6lbや8lbまで太くしても釣果に影響はないと考えています。
また、人が少ない時間帯には管釣りベイトフィネスを楽しむこともできます!
最近僕が見つけた管釣り専用で超楽しいベイトロッドがあるので、よかったら買ってみてください。


としまえん最強のおすすめルアー3つを紹介!
タックルも紹介したところで、次に、これだけは持っておいてほしいとしまえんフィッシングエリア攻略の必携ルアーを3つ紹介していきたいと思います。
ガチガチに選び抜いた最強ルアーを擁してとしまえんトラウトを翻弄しましょう!
※ロストした時のために全部2つづつくらい持っていってくださいね!
ジャクソン:ダートマジックの3g!
としまえん攻略に超おすすめ。というかこれ以外いらないんじゃないかっていうルアーが、ジャクソンから発売されているこの「ダートマジック」の3gです!
頭が曲がっていて左右非対称が特徴のこのルアーは、ボトムをダートさせながら巻いてくるだけでびっくりするくらいのチェイスとバイトがあります。
デッドスローでスプーンを巻き続ける管釣り攻略にさよならを告げた異色のプラグは、釣り人を飽きさせない性能と素晴らしい釣果で釣行を彩ってくれます。
ヴァルケイン:ハイドラムのナノ!
としまえん攻略のおすすめルアー2つ目は、ヴァルケインから発売されている「ハイドラム」の”ナノ”です!
ただ巻き時のクネクネとした芋虫のようなアクションでスレたトラウトの興味を惹きつけ、バイトに持ち込みます。
カラーは白系が反応がもっとも良く、また、ただ巻きで釣れないときはデッドスローが効く事もあります!
フォレスト:MIUの3.5g
としまえん攻略のおすすめルアーの最後は、フォレストから発売されているスプーン、MIUの3.5gです!
プラグとは違って飛距離を稼げるスプーンは、プレッシャーがかかりにくい遠くのスポットへのアプローチを可能にし特有のフラッシングで魚からの反応を得ることができます。
アマゾンエリアでボトムをドリフトさせても良いですし、ナイアガラとミシガンエリアでは遠投性能を生かして遠くの噴水を直撃する事もできます。
ぜひ持っていってほしいルアーです。
アマゾンエリアではエサ釣りが可能!
先ほど紹介した「アマゾンエリア」は、その半分の部分で餌釣りをすることができます!
コンスタントにアベレージサイズが釣れて稀に大物も混ざる餌釣りは、竿、仕掛け、餌は全てレンタルすることができて初心者の方はルアーよりも釣りやすいので、家族連れや友達同士で行く時などはおすすめです。
料金はいくら!?釣り券と回数券の値段一覧!
としまえんフィッシングエリアで釣りをする際の料金についてです。
入場してすぐ左の受付で買えるので、釣りの前に購入しましょう!
4種類の券が条件別に値段分けされているので簡単にまとめてみました!
(平日)
使う人 | 1時間券 | 2時間券 | 3時間 | 6時間 |
---|---|---|---|---|
男性 | 1200円 | 2400円 | 2900円 | 3800円 |
女性 高校生 |
900円 | 1800円 | 2200円 | 2800円 |
シニア 中学生以下 |
700円 | 1400円 | 1800円 | 2300円 |
(土日祝祭日)
使う人 | 1時間券 | 2時間券 | 3時間 | 6時間 |
---|---|---|---|---|
男性 | 1300円 | 2600円 | 3100円 | 4300円 |
女性 高校生 |
1000円 | 2000円 | 2600円 | 3500円 |
シニア 中学生以下 |
800円 | 1600円 | 2000円 | 2700円 |
1日券はないので、丸一日やりたい場合は6時間券を2回購入することになります。
その日の魚の釣れ具合を見てから釣りを続行するかどうか考えられるので、案外悪くないのかもしれません!
また回数券ですが、平日の料金10回分で11枚購入することができます。
使う人 | 3時間 | 6時間 |
---|---|---|
男性 | 29000円 | 38000円 |
女性 高校生 |
22000円 | 28000円 |
シニア 中学生以下 |
18000円 | 23000円 |
何回も来たいなって方やとしまえんの近くに住んでいる方は、普通に買うよりも回数券を買ったほうがお得なので、購入を検討してみても良いかもしれません!
雨でも夜でもやっています!
厳寒期の雨はしんどいですが、ガンガン営業していますしライバルが減るのでチャンスだと思って間違いないです!
また、夜も20時まで営業しているので、仕事帰りや学校帰りに寄ることもできますね!
※悪天候の場合は休みになると書いてあるので、台風とかが来ちゃうとダメなんだと思います。
釣れないときに確認したいこと。
連日のたくさんの人が押し寄せるとしまえんフィッシングエリアですが、割と「釣れない!」という意見が多いですよね!
ですが、釣れない!ってなった時に確認してほしいことがあります。
それは、
放流日に釣りに行っているか。
ということです。
週2回の放流日以外には、釣りに行っても渋いことが多く、満足な釣果を得られることは少ないです。というかぶっちゃけ釣れなさすぎてしんどいです。
ですが、ちゃんと放流日に行くことさえできれば、初心者の方でもまあまあ釣れます。
もしとしまえんで釣れなくて困っている方は、放流日を意識して釣行することをオススメします。
混んでいるのが当たり前!?混雑時の対策と対処法について!
としまえんはそのアクセスの良さゆえに、連日混み混みです。
特に冬休み中の放流日に行ったりするともう釣りができないくらいに混んでいます…。
なので、混雑が嫌な方は
- 朝一から釣り場に入る
- 放流日や休日を避ける
- 餌釣りの方に逃げる
等の方法で、混雑によるトラブルを避けて楽しく釣りをしましょう!
※それでもしんどいときはとしまえん遊園地で遊びましょう。
としまえんフィッシングエリアのレギュレーションについて!
としまえんFAでは、私たちが快適に釣りをするためのルールがいくつか定められています。
準備の段階でしっかりと把握しておいて、トラブルや怪我のない釣行にしましょう!
ルアー、フライ、テンカラ、餌釣りのルールについて!
ルアーをはじめとした各釣法に、それぞれのルールが定められています。
簡単にまとめておきましたので是非参考にしてください♪
ルアー | ワーム、集魚剤、餌、8ft以上のロッド、7g以上の金属ルアー、10cm以上のプラグの使用が禁止。 |
フライ | 餌、ツーハンド/スイッチロッド、ドロッパー、流し釣り、電気ウキ、発光するインジケーターの使用が禁止。 |
テンカラ | フライエリア以外での釣りと4メートル以上の竿の使用が禁止 |
餌釣り | 自分で持ち込んだ竿や自作餌の使用が禁止。 |
ミシガンエリア | ウェーダー、ヒップブーツ、フェザージグ、トレーラー、ジグヘッド、ボトムに放置するタイプのルアー全般の使用が禁止。長靴のみの使用が可能。 |
一見かなり多いように見えますが、普通に管理釣り場を楽しんでいれば引っかかることのないルールたちだと思います。
ワームとおもり、集魚剤は使用禁止!
大体の管理釣り場で当てはまりますが、ここでもワームと集魚剤の使用が禁止されています。
また、おもりの使用もダメだそうなので、もし使おうとしている方はやめといて下さい。
フックはバーブレス!
先ほども書きましたが、フックは全てバーブレスにしましょう!
リリースが速いですし、トラブルの減少にも繋がります。
持ち帰りの量には規定があります!
釣れた魚ですが、釣る量には規定がありませんが持ち帰る量には規定があります。
購入した券の種類と魚の大きさによって変わってくるので、表にまとめておきました!
(普通サイズの魚)
1時間券 | 3匹 |
---|---|
2時間券 | 6匹 |
3時間券 | 10匹 |
6時間券 | 20匹 |
また、50センチ以上の魚については6時間以下の券では1匹。それ以上の券では2匹までとなっています。
※超過分は1キロ2000円で持ち帰ることができます。
「練馬サーモン」を狙おう!
としまえんFAには、サイズが大きく、身が赤身になるよう品種改良されたニジマスたちが放流されています!
力強いファイトと良好な食味で人気があるトラウトちゃんで、ミシガンエリアで釣ることができます。
練馬サーモンを動画でチェック!
今までの最大サイズは87センチだそうなので「我こそは」という方は是非チャレンジしてみて下さい!
としまえんで釣った魚を食べる!
としまえんで釣った魚は美味しく食べることができます!
家に持ち帰って食べるのも釣りの楽しみの一つです。
豊島園の魚は持ち帰っても美味しい!
上でも少し書きましたが、としまえんの魚は富士山の麓の湧き水で育ったエリートトラウト(そんな言葉はない)なので、食べると美味しいです!
塩焼き、ムニエル、フライがオススメされている食べ方なので、持ち帰って調理してみてはいかがでしょうか!?
※場内には水道とゴミ箱があるので、捌いてから持ち帰ることができます。
土日祝祭日は釣り場で塩焼きができる!
土日と祝日は、釣った魚をその場で塩焼きにして食べることができます!
ニジマスやブラウントラウトは個人的に特に美味しいと思っているので、釣れた際は塩焼きにして食べて見るのもアリです!
公式ブログやSNSで最新の釣果をチェック!
としまえんフィッシングエリアからの最新情報を見るには、ブログとTwitter等のSNSがおすすめです!
リンクを貼っておくので釣行の前などに確認してみてはいかがでしょうか!?
まとめ
としまえんフィッシングエリアで釣りをしよう!のまとめです。
- アクセス方法は車、電車、自転車どれでもおすすめ!
- 3つのエリアで8種類のトラウトを釣ろう!
- ルアーとエサ、どちらも可能!
- 雨でも夜でも営業中!
- 回数券でお得に楽しもう!
- ルールの遵守は絶対!
- 練馬サーモンを狙おう!
- 釣った魚は美味しく食べられる!
- ブログとSNSで最新情報をチェック!
こんな感じでしょうか!?
アクセスが超良く、そこそこ魚が釣れるとしまえんフィッシングエリアは都心の釣り人の心のオアシスです。
家族と友人と恋人と、誰とでも楽しむことができる施設なので、冬の間に是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか!?
今回使用したタックル(ロッド)のコーナーです。




フエルコのMG600-5sがまたも大活躍で、マスビートのベイトもちょいちょい使うような感じで遊んでいました!
関東の別の管理釣り場についてです!
奈良子釣りセンター以外にも色々なフィールドがあるので、行く前に比べてみても良いかもしれません。


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