最近SNS等でよく見かけることが増えたロッド、フエルコ。
ブランクスにプリントされている赤いロゴマークを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなフエルコのパックロッド、MG600-5sをインプレッションしていきたいと思います!
フエルコとは!?
フエルコは、パックロッドを専門とする、釣りに関するアイテムを多く取り扱う日本の釣り具メーカーです!
ロゴが非常に特徴的なので、「このロゴだけなら見たことがあるよ!」という方も多いのではないかと思います。
フエルコのホームページには
「より手軽に、より広範囲のフィールドで遊べる釣り体験=GOOD FISHING」
と書いてあり、ライトな釣りがメインのようにも見えますがアマゾンの大型魚をキャッチできるようなガチのロッドも作っているので、ラインナップされているロッドは全てチェックしておきましょう!
子供ナレーションがすごくいい( •ॢ◡-ॢ)
フエルコさんとハスを釣ろう! PART1 【ケタバス釣り】 https://t.co/YFsctuuMoT #huercojp #nekovision— Huerco (@Huerco_jp) October 1, 2019
スライドスイマー250でバラマンディ。
ロッドはHuerco5ft台、4ピースのテストサンプル。このサイズの魚でも思い切り曲げて勝負が出来る、一軍活躍を目指したトラベルロッドです。#goodfishingcompany #mongkolfishingpark pic.twitter.com/FWKyGYKvVW— Huerco (@Huerco_jp) April 14, 2017
琵琶湖のハスやタイの釣り堀のバラマンディなど、旅と釣りの融合みたいな印象を受けます。
まあ簡単に言うと「パックロッドの会社」ってことです!

フエルコさんの公式ホームページはこちらです。
※ちなみにHuerco(フエルコ)は古い中南米の言葉で「いたずらっ子」を意味するそうです。
ロッドの表記についての解説!
XT MG FF VR …
フエルコのロッドには、ダイワでいう”タトゥーラ”や”スティーズ”みたいなカタカナの名前がなく、その代わりにアルファベット(+数字)が並べられています。
僕は初めて見たときに正直初見では意味が分からなかったので、これから理解する方のために少しだけ解説を書こうと思います!
XT
”Expeditionary Tuned”
の略だそうで、直訳すると
”遠征調整済み”
という言葉が出てきました。
まあコンパクトだから、自転車や車、電車、飛行機でいろんなところへ行って(遠征をして)釣りができるよ!っていうコンセプトらしいです。
※XTのモデルだけ、オシャレなロッドボトルに入っています。
MG
”Micro Game”
の略だそうです。
これは分かりますね!
非常に小さいゲームってことです!
アジやメバルをジグ単などで狙うロッドらしく、ティップが非常に柔らかいです。
また、アジやメバルの他にも、淡水のカワムツやオイカワのルアーフィッシングにも最適だと思います!

※今回僕が購入したMG600-5sはここに分類されます。
ff
”Fun Fishing”
の略だそうで、直訳すると
”楽しい釣り”
という言葉が出てきました!
このffシリーズは2本がラインナップされていて、どちらもフルグラスロッドなので、小さなターゲットでもそうでなくても竿がよく曲がる楽しいファイトが期待できそうです。
VR
”Versatile Rod”
の略で、
”汎用ロッド”
という言葉に直訳されました!
今までの3シリーズとは違い振出式のロッドで、少し低価格というのが特徴です。
MG600-5sのインプレ!
前置きが長くなりましたが、MG600-5sのインプレッションをしていきたいと思います!
お値段29000円で上州屋池袋店で購入!
まず購入方法ですが、上州屋池袋店さんで税込3万円弱で購入しました!
他の店舗は知らないですが、池袋店はショーケース内のものしか在庫がないとのことだったのでギリギリでした(笑)
丁寧に包装してくださった上州屋池袋店さんありがとうございました。
Amazonにもあるので是非!!
MG(マイクロゲーム)仕様でティップが柔らかい!
このロッドは、先ほど紹介したMG仕様になっていて、小さなターゲットを仕留めることに長けているのでティップがすごく柔らかいです。
画像だと伝わりにくいかもしれませんが、
ガイドの上から3つまでが若干細いですね!
きっと、このティップがあるからこそ、アジやメバルのショートバイトが拾えるのだと思います!
ティップに対し、バットは硬い印象
ティップは柔らかいのですが、バットは少し硬めでシャキッとしています。
本当に1gとか2gのルアーが投げられるのか心配になるくらいの硬さですが、これは後に杞憂だということがわかりました。
この硬さが、ファイト中に根に潜るカサゴ等の根魚や、ライトゲーム中の不意の大物(シーバス)等にも対応してくれそうでとても心強いですね!
淡水の場合も、ライトゲーム中の鯉やナマズ、スモールに対応してくれそうで楽しみです!

長さは6フィートジャストで小川や渓流にピッタリ!
続いて長さです。
”600”の表記にあるように、6フィートジャストで取り回しが良いので、川幅の狭い都市河川や小渓流など、スペースが取りずらくロングキャストの必要がないフィールドで威力を発揮します。
漁港のアジングなどでリグを遠投したい場合はもう少し長めのモデルを買うといいと思います。
5s、つまり5ピースのスピニングロッド!
最後に5sの表記があります。
これは5ピースのスピニングだよ!っていうことらしく、
グリップ&ブランクス4本の計5本に分けることができます!
また、それにより全体で約44センチに収まり、
様々な交通手段でロッドを持って移動することができます!
あと1ピースごとに分けて入れられる黒い袋も付属されていますが、
耐衝撃の機能はなさそうなので持ち運びには注意してください。
僕自身、自転車と電車を使っての釣行が多いので、パックロッドは持ち運びの点でかなり重宝しています。
ロッドベルトは別売り!
パックロッドの持ち運び時に必須のロッドベルトですが、付属はされていません。
Amazonで800円くらいで買えるので買っておいた方が便利です!
実釣インプレ!
続いて実釣インプレです!
今回は、ライトゲーム中の不意の大物の練習としてそこそこサイズの鯉を仕留めてきたので、使用感を僕なりに最大限伝えていきます!
ラインはPE0.2号にフロロ4lbリーダー!
ラインですが、軽いリグをキャストするのでいつもライトゲームで使用しているPE0.2号とリーダーに4lbのラインセッティングです。
あくまでライトゲーム中の大物を想定しているので、細い糸でもラインブレイクすることなく取り込めるかを試したいからです。
使用するルアーはマイクロスプーン、ファクターの0.9g!
そして今回のインプレで使用するルアーは全て、フォレストの
ファクター0.9gです。
カウンターホワイトがおすすめ。
ライトゲームで僕がもっとも使用するルアーですし、0.9gという軽さなので、これが投げられたら1g前後のジグ単も余裕だと思うからです!
長さ、硬さともに小規模河川にピッタリ!
ということで川にやってきました!
今回のターゲットである鯉を探していきます!
魚を探しながら何投か試し投げをしてみますが、上で紹介したとおり6フィートジャストなので、長すぎて邪魔!ということもなく、短すぎてピックアップが不便!ということもありません。
心配していたキャストの飛距離も、以前まで使用していた管釣りロッドと同じくらいかそれ以上の距離を飛ばせます。
慣れが必要でしたが、バックハンドキャストもかなり決まります!
あとはダウンクロスで巻いているときに、スプーンのわずかなプルプル感まで手元に鮮明に伝わってきて
さすがMG(マイクロゲーム仕様)だなあ!と思いました。
そして…
鯉ヒットォォォ!!!
見え鯉(見えバス的なやつ)がいたので投げたら一撃ヒットです!
サイズはそこまでですが、流れがあるのでなかなか上がってきません。
部屋で触っているときには硬かったバットも、魚が掛かったあとは綺麗に曲がっています!
今回は、先ほど紹介したように「ライトゲーム中の不意の大物」を想定して鯉釣りをしているので、ラインブレイクに気をつけながら慎重に寄せてきます。
ゲット。
アベレージサイズの鯉を10分足らずで上げることができました!
以前愛用していたマスビートエクストリーム(管釣りロッド)では、20分近く格闘していたところを、フエルコMG600-5sでは10分だったので驚きです。
予想通りのバットの硬さでグイグイ寄せれたのが印象的なファイトでした。
今回のまとめ
今回のまとめです!
- フエルコはパックロッドの会社!
- 現在4種類のモデル(XT/MG/ff/VR)があり、用途に合わせて選べる!
- MG600-5sはマイクロスプーンが余裕で投げられる!
- なのに鯉も余裕で寄せられる!
- ライトゲームが楽しくなるロッドがたくさん!
オシャレで可愛い見た目をしながら性能はガチのパックロッドが欲しい皆さんは、ぜひフエルコのパックロッドの購入を検討してみてください!
きっと良い相棒が見つかるはずです。
コメント