元来、スピニングタックルでの釣りが主流であるエリアトラウト。
ですが、そんなエリアトラウトをベイトタックルで楽しむアングラーも年々増えています。
ということで今回は、アブガルシアのエリア用ベイトロッド「マスビートエクストリーム」をインプレしていきたいと思います。

目次
マスビートベイト(MEC-562UL)のスペック紹介!
まずは、エリアトラウト用としては珍しいベイトロッドのスペック紹介です。
長さは5.6フィートで扱いやすい!
長さ(レングス)は5.6フィート(約170センチ)となっていて、普段バス釣りをしている僕からすると少し短く感じますが、周りにたくさん人がいるエリアトラウトではちょうどいい長さだと思います。
対応ルアーウェイトは2g〜7g
表記されてはいるけど、投げてみないことには分からん!
ということで実際に投げてきたのですが、表記通り2g〜7gでした!
2g→かなり投げずらい。リールの性能にもよるのかも。
7g→ビヨーンて投げる感じ。折れそうで怖い感じがする。
ってな感じでした
感覚としては3g〜5gが快適に投げれるウェイトです。
ラインの太さは3lb〜8lbがオススメ
実釣は2lbと4lbでキャストしましたが快適です!
PE0.4号でも問題なく投げれました。
2ピースで持ち運びやすい!
このロッドは仕舞寸法87センチで、2ピースロッド用のロッドケースに余裕で収納できます。
自転車での釣行はもちろん、旅行や遠征にもピッタリです!
測ってみたら86センチでした(?)
アブガルシアのリールと合わせてクールなタックルに!
同じアブガルシアから発売されているベイトフィネスリールREVO AE74 racing を乗せてみましたがかなりマッチしています!

バシッと決めて管理釣り場に乗り込むことができます(笑)
アジやメバルにも使える?豊富な対象魚種!
マスビートは管理釣り場のトラウト(20〜30センチのニジマス)用に作られていますが、他の釣りにも代用できます!
マスビートはメバルやアジングもできる!
ライトソルトの定番、メバリングやアジングにも使用できます。
ルアーのキャストですが、〜1gのジグ単はかなりのスキルが必要とされそう(というか無理そう)ですが、2g〜3gからのプラッキングには十分対応しています。
竿が全体的に柔らかいので小さいアタリを拾うことができ、バラしにくいファイトが期待できますね!
カワムツやウグイなどのハヤにも最適
里川に住む小魚、川さえあれば必ずと言っていいほど生息しているカワムツやオイカワ等の「ハヤ」もマスビートでキャッチすることができます!
3g前後のスピナーが快適に投げられ、短いレングスのマスビートは小渓流にも適しています。
早速川へ!実釣インプレ開始!
ということで川にやってきました!
え?管釣りロッドのインプレじゃないの?と思った方すいません。
本当は管理釣り場でニジマスを釣ろうと思ったのですが、時期が早い(まだ9月)なのと僕が富豪ではないばかりに地元小河川のカワムツでの実釣ですorz
まあめちゃくそ小さいカワムツのアタリを取ることができれば、管釣りのニジマスなんてちょろいもんですよ。
ってことでカワムツを釣ってきました!
- リール:アブガルシア REVO AE74racing
- キャストするルアー:AR-スピナーの2.2g、3.5g
- ライン:PE0.4号にリーダー4lb
10メートル有る無しの川幅で、カワムツが生息している川です。
まずキャスト。
ビューン…
余裕で対岸まで届く!
かなり軽いルアーを投げているはずなのですが、余裕で飛びます!
よくしなり、気持ちよく飛距離が出ます。
また、スピナーを巻く時も
プルプルプルーッ
っという感じで感度がものすごく良いので、スピナーを巻くプルプル感がよく伝わってきて感動です!
そして微細なショートバイトも感じ取ることができます!
カワムツという魚はミスバイトが多いのですが、触っただけの小さいアタリも感じ取れました。
また、ファイトも申し分なく、最大15センチまでのカワムツを釣りましたがよく曲がって楽しいロッドだなという印象です。
カワムツとのファイトでかなり曲がっていたので、
管釣りのニジマスなんか掛けたら相当曲がると思います!
それで、3時間ほど小川で竿を振り、カワムツを10数匹釣ってきての感想なんですが、
キャストよし感度よし曲がりよしで、小型魚と遊ぶことに関してかなり良いロッドだということが分かりました!
管釣りのニジマスとか釣ったらマジで楽しいと思います(2回目)

渓流ベイトフィネスにも使える?
マスビートエクストリームで渓流ベイトフィネスができるか?
という疑問には「使用するルアーとフィールドによる」という答えが適当です。
というのも、軽めのルアーを投げるには十分ですが、ミノーやスプーンをを投げるには少し柔らかすぎるからです。
「源流でショートスポットに小さいルアーを撃ち込みながらイワナを釣る」
とかならいけますが、
「中流、下流域で大きめのミノーやスプーンを投げて尺ヤマメやデカニジマスを釣る」
とかはパワーが足りない
みたいな感じです。
まあ実際に投げてみて、自分の感覚に任せるのが良いと思います。
マスビート エクストリーム ベイトまとめ。
- 5フィート6インチのベイトロッド!
- UR(ウルトラライト)なのでとにかくよく曲がる!
- デザインもかなりかっこいい!
- 条件次第では渓流ベイトフィネスでも使える!
って感じです!
感度、コスパ共に良く、ベイトなのにURでめっちゃ曲がる。という異次元のエリアトラウトがしたい方は是非購入すべきだと思います!
僕は2本持ってます!

ありがとうございました。
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