屈斜路湖でのイトウ放流。釣獲された3個体と実績ルアーおよび目撃情報まとめ。

屈斜路湖のイトウ放流のウワサ、仲間内で釣れた3匹のイトウと実績ルアー、その他の目撃情報について。 釣り全般

屈斜路湖イトウ伝説

道東のメジャーフィッシングレイク、屈斜路湖。

もともとニジマスアメマスなどの大型の鱒類が生息しているフィールドですが、ここ数年、幻の魚イトウの釣果も耳にするようになりました。

道東地域のイトウが個体数を減らしていると言われる今、屈斜路湖でイトウが繁殖していればそれは喜ばしいことですが、そのイトウは野生個体なのかそもそもどの程度の数のイトウが生息しているのか自然繁殖はしているのかについて、僕が今までに把握していることを書いていきます。

屈斜路湖イトウの釣果と目撃情報について。

最大100メートル以上の水深と豊富なベイトフィッシュ、インレットや湧水、さらにはアウトレットとして釧路川を構える屈斜路湖ですが、この湖で近年イトウの目撃情報が多発しています。

しかも一例二例の話ではなく、屈斜路湖に通っている人であれば誰でも知っているような有名な話らしいのです。

 

屈斜路湖のイトウ放流のウワサ、仲間内で釣れた3匹のイトウと実績ルアー、その他の目撃情報について。屈斜路湖で釣れたアメマス。

屈斜路湖で釣れたアメマス

 

そして、かくいう自分も今までに数回、屈斜路イトウに遭遇しているので、現段階で分かっている情報と体験談を書いてみます。

 

身内の屈斜路イトウ3匹の釣果とヒットルアーについて。

初めての遭遇は大学の友人と夕マヅメの屈斜路湖、尾札部川のインレットで竿を振っていた時のことです。

午後3時くらいからニジマス、アメマスをウェーディングにて狙っていましたが中々苦戦し、気が付けば日没間近。”ダメな日”だったかと心の帰り支度をしていると、僕のロッドに魚信がありランディングの結果は目測60センチ前後のアメマスでした。

 

屈斜路湖のイトウ放流のウワサ、仲間内で釣れた3匹のイトウと実績ルアー、その他の目撃情報について。屈斜路湖で釣れたアメマス。

 

暴れるアメマスの写真を撮っていると友達にもアタリが!

僕は当時の自己記録に絡むサイズのアメマスだったので、逃げられないよう気を付けながら針を外したり写真を撮ったりと手一杯でしたが、友人も友人で「ヤバイヤバイデカい!」とのこと。

残念ながら僕のアメマスは顔の写真一枚だけを残して逃走してしまったので友達の魚のランディングを手伝おうとすると…

ラインの先には鯉みたいなサイズ感の魚が。

 

確かにこれはヤバい。うん。ヤバいね。うんめっちゃヤバい。とIQ5くらいの会話をしながら魚をネットに収めると…

 

 

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屈斜路イトウ76cm!(画像2枚目以降)

 

この頃はまだ、”イトウが居なくはないらしいぜ”くらいの感覚だったので、特大のアメマスかと思いましたがまさかのナイスコンディションのイトウでした。

半分伝説だった屈斜路イトウの存在を初めてこの目で確認した瞬間でした。

 

ちなみにこの魚の左の胸鰭は不自然に小さく、右の胸鰭と比べると半分程度のサイズだったことから、放流の噂の検証材料としても価値がある1匹でした。

 

ヒットルアーはチェリーブラッドDeep90でした。

 

 

2度目の釣獲は、別の友人と共に夕マヅメの屈斜路湖、某インレットに入った時のことでした。

季節は春(1度目も春)。湖に居たワカサギが流入河川に遡上、産卵を行い、それらを食べるためにインレットに大型の鱒類が寄るという構図が出来上がります。

このワカサギパターンを狙って数回行ってみた感じ、前中潮(大潮の直前の中潮)が一番、ワカサギが川へ遡上する数が多いと感じたので、前中潮の夕マヅメを狙って突撃したところまだ明るいうちから大きめのウグイと鱒らしきライズが見られるという高活性な日に当たることができました。

現に釣果も、湖に到着してから6投で2アメマス3ウグイと抜群の滑り出しを見せたので、友達にもヒットパターンを伝え、2人で釣りをしながら日が沈みかけたくらいのことでした。

「キタ!!デカい!!!!!」

声がする方を見ると友達のロッドが伸されん勢いで曲がっています。

ブレイクの手前をびっしりと覆い尽くすウグイのスレ掛かりではないらしく、すごい走るわけではないがぐねぐねとその場から離れようとしない重そうな引きを見て、相手が只者ではないことを理解し始めながら、ずり上げられた魚を確認すると…

 

屈斜路湖のイトウ放流のウワサ、仲間内で釣れた3匹のイトウと実績ルアー、その他の目撃情報について。

 

出たな屈斜路イトウ!!!

僕の前に姿を表したのは再びの屈斜路イトウでした。

 

屈斜路湖のイトウ放流のウワサ、仲間内で釣れた3匹のイトウと実績ルアー、その他の目撃情報について。

 

ファイト中の重量感で、もしかしたらイトウかもと友人も思っていたらしく流石はといったところでしょうか。

サイズは前回より1cmだけ小さい75cm放流の噂が本当だとしたら同じようなサイズの魚が一定数居る可能性もあります。

そんなことも考えながら撮影、リリースした2匹目でした。

 

屈斜路湖のイトウ放流のウワサ、仲間内で釣れた3匹のイトウと実績ルアー、その他の目撃情報について。

 

ヒットルアーはメガバス、カゲロウ100F(GLX RAINBOW PBカラー)でした。

 

3度目の釣獲2度目のイトウをキャッチしてから半月後の大潮の前中潮でした。

2度目のときが新月だったので必然的に3度目は満月周辺で、天気は良く、ワカサギはしっかり遡上しているのになかなか反応が得られない夕マヅメを釣っていました。

何かにアタったり、ウグイが釣れたりしながら日が沈み始めましたが、月が明るいからか珍しく他の方も薄暗がりの中釣りを続けていたので自分たちも竿を振り続けていると…

 

ドパゴッッッッン!!!!!!

 

???

足元のインレットから沖に15mくらいの場所で特大の捕食音がしました。厳密に言うと捕食シーンは見ていないので捕食と言い切る根拠はないのですが、何かを殺しにかかっているような、獲物を仕留めんとする音でした。

また、それは屈斜路アベレージのニジマスやアメマスがワカサギを食い上げる音の比にならないくらい大きく、一番似ている音を挙げるならばコノシロの群れの上を泳ぐビッグトップウォーター、ウェイクベイトがデカスズキに吸い込まれる音でした。

 

これは持論なのですが、魚類は餌のシルエットが大きくなればなるほど捕食音が大きい(より強い力で吸い込むから?)と感じているので、もしかしたらイトウがウグイ(25cm)程度を吸い込んだのではなんてことを考えていると…

 

友人「食った!!イトウかも知れん!!!」

(ジャバジャバッ!!)

 

屈斜路湖で釣れる魚たちはファイトで判別しやすい(大抵の場合ニジマス→横っ走りジャンプ、アメマス→大きめの首振りほぼ引かない等)ため、普通種とは違うイトウの引きを判別出来たのかも知れません。

 

先の捕食音のこともあり、一度イトウを釣っている友人がイトウを連呼していたこともあり、確実にランディングしようと水面を照らすとそこには…

 

屈斜路湖のイトウ放流のウワサ、仲間内で釣れた3匹のイトウと実績ルアー、その他の目撃情報について。

 

少し小柄ですがイトウが!!!
(興奮していて魚の扱いが悪いことお許し下さい。以後注意します。)

 

ルアーはまたしてもカゲロウ100F(GLX RAINBOW PBカラー)で、インレットの流れに乗せて沖までルアーを送ってからのドリフトでヒットしたそうです。

サイズは62cm。左胸鰭が小さく口が変形していると言われれば変形しているような…(人の魚にケチ付け過ぎ)

放流の噂がより一層現実味を帯びることとなった1匹でした。

 

上記3匹以外の目撃例について。

3匹目が水揚げされた翌朝(車中泊)、まだ明るくなる前に某インレットに入ると、インレットの脇の浅瀬に目測60cm弱ほどの婚姻色が入ったイトウが。

昨夕に釣った個体とは恐らく違う個体で(釣った個体は婚姻色が入っていなかった)完全に座礁してしまっていて体力面が心配でしたが、日が登った後にその場所を見たら居なくなっていたので無事帰宅したということにしておきました。

 

また、屈斜路湖某流入河川でイトウを目撃したこともあります

春先、竿を持たずに流入河川を歩いていると(屈斜路湖は流入河川での産卵遡上魚の釣りが推奨されていない)ちょっとした川の僅かな深みに赤い魚影が。

河川に遡上してペアリングするニジマスを観察するため川を歩いており、当日も赤い魚に出会うまでに数匹のニジマスを目視していたのでニジマスと見間違えることはないかと…となるとイトウだったのではないかと考えています。サイズは目測70cm程でした。

 

夏のインレットでウグイに混じって泳ぐ小型のイトウを見たこともあります。

真夏の晴れた日の昼下がり、インレットに群れるウグイをスピナーで釣って遊んでいたところ、ウグイの群れの中に大きな魚影が複数

ウグイを釣るのを辞めて魚の群れを観察していると、1匹を残してニジマスサクラマスだということが確認できたのですが、残りの1匹の魚が大量のウグイに揉まれていてなかなか判別できず。

体色は恐らく灰色、頭の幅が広めで体長目測50cm。アメマスにしては太いなあ、、、など考察を練っていたそのとき、その魚は不意にゆっくりと表層に姿を現しました。紛れもないイトウの体躯で。

 

筆者との距離約3m。その目はこちらを伺っているようにも見えました。

残念ながらウグイが濃過ぎてルアーを水に入れようものならスレ掛かるので上手なアプローチが出来ず、次第にイトウは沈んでいってしまいましたが、この辺りから「そこそこの個体数が居るんだろうな」という考えが頭にあった気がします。

 

 

屈斜路湖イトウの放流および遺伝子について知るおじさん登場!

屈斜路イトウはネイティブなのか放流なのか、(釧路川からの供給が可能なのでネイティブも居ると考えられる)はたまたどちらも生息しているのか。

そんな疑問を抱えながら屈斜路湖に通っていたある日、幼少期から道東にお住まいだというおじさまとお話をさせて頂く機会がありました。

その方は現役の頃に北海道内(どこだったか忘れた)で管理釣り場を経営されていたらしく、少し話してみたところ道内の養魚場や鱒の放流行為に精通していそうな話ぶりだったので、屈斜路湖のイトウについて伺うと以下の情報を手に入れることができました。(真偽のほどは全く不明)

 

・屈斜路湖は数十年前からニジマスの成魚放流を行なっている組織が存在し、その際にイトウも混ぜて放流している。
・その組織が放流している魚たちは〇〇養魚場で育てられたものである。
・〇〇養魚場のイトウは阿寒湖、阿寒川に古くから住んでいたイトウの子孫であり、その昔、阿寒川は一部釧路川と繋がっていた(釧路川は屈斜路湖と繋がっている)ので遺伝子汚染の心配はない。

※養魚場の名前は聞いたことのない地名が入っていて、かつ、おじさんが方言混じりの早口で喋るため記憶できませんでした。道東のどこかと言っていた気がします。

 

これらの情報の真偽は定かではないですが、そのおじさまのご友人らしき人物も傍で話を聞きながら頷いておられたので、おじさまの妄想が膨らんだだけのものである可能性は低いと感じました。

また、おじさまの仰っていたことが事実であれば、初期の方に放流されたイトウはメータークラスに育っている可能性もある話です。大変貴重なお話を聞かせて頂いたのかも知れません。

 

※阿寒川が昔に釧路川と繋がっていたという情報のソースが、私が軽く探したところでは見つけられなかった為今後も調べていくつもりです。

屈斜路湖イトウ情報まとめ。

現段階で分かっている、屈斜路湖に生息しているイトウについての情報まとめです!

 

・屈斜路湖にはそこそこの個体数のイトウが生息していると考えられる。
・通っているとたまに釣れる。(友達に釣られる)
・放流魚の可能性も十分にアリ。

 

こんなところでしょうか!

何者かの手でイトウが放流された事実があり、遺伝子汚染等の問題が発生しているのであれば然るべき処置が取られるべきだと考えますが、今のところはイトウの放流行為に関する証拠等の情報が出てこないのでネイティブ個体として扱うしかないのかなと私は考えます。

 

また、放流個体と思しきイトウが釣れても悪いのは魚ではありません。放した人間が悪いので、陸に放置したりせず、リリース(禁止等はされていないため)なりキープして食べる(禁止等はされていないため)などの対処が適切だと私は考えます。

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