イモリテラリウム(イモリウム)とは、その名前の通りイモリの飼育とテラリウムの融合で、苔や流木や水草をレイアウトして作られた水槽の中でイモリ飼育を楽しむものです。自然に近い環境での飼育ができる為、イモリの野生味溢れる活動を見ることができます。
今回は、そんなイモリウムの簡易版の作り方を紹介していきます。

※今回使用する水槽の底面積は20cm×34cmです。
目次
イモリウムの制作にあたって必要なもの
まず材料を用意していきます。
必要なものは
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- 小石(砂利、砕石等)適量 ペットショップで一袋250円程
- グルーガン 百均で500円程度
- グルースティック適量 百均で1パック100円
- 人工芝 20cm×30cm ホームセンターにて購入(値段は忘れました)
- スタイロフォーム 45cm×45cm×3cm Amazonにて購入。580円。

↑発泡スチロール等いろいろな素材を試しましたが、スタイロフォームが一番加工しやすいです。
思ってたより安かったのでぜひ!
イモリウム製作の順番、作業方法、コツ
続いて作業に入ります。
スタイロフォームに線を引く・切る
定規を使い、尖った鉛筆で描線するのがオススメです。
線を引いたらカッターで切り分けていきます。
スタイロフォームに厚みがあるので何回かに分けて刃を通していきます。

※スタイロフォームはマスクや換気をしながら切った方が良さそうです。
切り分けたものを、画像のようにグルーガンで貼り付けていきます。
グルーガンは冷えて固まるのが早いので速さ重視で貼っていきます(後ほど多少の修正はできます。)
人工芝を切る
ハサミを使って人工芝を切り分けていきます。

画像にはカッターが写っていますが、ハサミの方が切りやすかったです
スタイロフォームと人工芝を接着する
グルーガンを使って貼っていきます。
石を貼る
人工芝を貼り終わったら石を貼っていきます。
後からポロッと取れちゃうと嫌なので押し付けながら貼ります。
表面に粉のようなものが付着しているとグルーガンの接着力が弱まるので、石は一度洗います。
洗いますが、濡れていても接着が悪くなるのでしっかりと乾かします。
水ですすいで半日ほど広げておけば乾きます
なるべく間を詰めるようにして貼っていきます。
この際に黒いグルースティックを使うと石の間を埋めることができ、仕上がりが綺麗になります。
完成です
この飼い方は陸棲が強いシリケンイモリやマダライモリなどの種類に適用されることが多いです。陸棲イモリを飼育している方!ぜひ作ってみてはいかがでしょうか!
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