アオリイカやヤリイカよりも小さく愛嬌があるヒイカ。
毎年、接岸の時期になると全国各地の釣果が目に入ります!
今回はそんなヒイカの釣り方について紹介しようと思います!
目次
そもそもヒイカって何?
今回のターゲットである「ヒイカ」の情報について簡単にまとめてみました!
日本全国に広く分布する小型のイカ
ヒイカは北海道南部から九州まで広く分布しており、全国広い範囲で水揚げされています!
港によって水揚げの時期に違いがあり、千葉港では11月、12月がベストシーズンと言われています。
体が小さいわりに目が大きく、とても愛嬌のある顔つきをしていますね!
夜行性で肉食!
ヒイカは湾や港に多く生息しています!
ですが、体が小さく遊泳力も弱いヒイカにとって、生息域が被るシーバス等のフィッシュイーターは脅威です。
そのため昼間は海底付近の海藻などで天敵から身を隠し、夜間に行動をする夜行性の形をとっています!
小魚やエビ等の甲殻類を食べる!
エギングのターゲットとして挙げられるアオリイカやヤリイカと同じく、ヒイカも小魚やエビ等のオキアミを食べています!
エギに反応が良いのも納得ですね!
ヒイカを狙う際はアジングやメバリングタックルでOK!
ボトムの様子を探りながら、小さいアタリを感じて合わせるヒイカ釣り。
そんな繊細な釣りに適したタックルを紹介していきます!
ヒイカを狙うロッドは柔らかめがおすすめ!
まずロッドですが、メバルやアジ用のタックルで大丈夫です!

メバルやアジの小さなアタリを感じ取れるロッドであれば、ヒイカがエギを抱いた感触がしっかりとティップに伝わって、完璧なアワセを入れることができます!
また、ボトムの様子を探りながら、根掛りにも注意しなければいけないので、水中(海底)の様子が手に取るようにわかる感度のいいロッドが理想的です!(ヒイカに限らずですね)
リールは1000番〜2000番のスピニング!
エギを遠くまで飛ばす飛距離が欲しいのと、ヒイカの引きはそこまで強くはなく対策しなくてよい程度の弱さなので、1000番〜2000番のスピニングリールで大丈夫です!

ラインは太すぎず細すぎず!
ヒイカ釣りのラインですが、キャスト時の飛距離とエギのナチュラルなアクションと根掛りを外す時の強度を考えたときに、PE0.4号にフロロ8lbリーダーが最適です!


細いPEラインであれば遠くのバイトでも感じ取ることができますし、潮の流れの影響も受けにくいので扱いやすいですね!
千葉港でヒイカを釣ろう!
ヒイカがどんなものなのか分かったところで、千葉港でのヒイカの釣り方を紹介していこうと思います!
千葉港でヒイカを狙おう!
千葉港は全国でも有数のヒイカ釣り場なので、ハイシーズンになると、かなりの数の釣り人が堤防に押し寄せ毎晩エギをしゃくります。
特にシーズン序盤の11月には、入る隙間もないくらい混んでいることもあるそうです!
そんなハイプレッシャーな港ですが、決して釣れないことはありません!
要点を押さえて周りを出し抜き、勝利の一匹を釣り上げましょう!
駐車場は千葉ポートパーク内かコインパーキングへ!
千葉港の周りは「千葉ポートパーク」という公園になっていて、かなりの広さの駐車場があります!
公園の駐車場がいっぱいだったとしても
周辺にはコインパーキングがたくさんあるので安心ですね!
おすすめの時間帯は夜!
まず、狙うべき時間帯ですが、ズバリ夜がおすすめです!
上で書いた通りヒイカは夜行性です。
昼間でも釣れないことはありませんが、夜になると常夜灯という強い味方が出現するので夜釣りをオススメします!
また、千葉港の場合は街灯のおかげで手元も見やすく、足場もしっかりしているので安心して夜釣りが出来ます!
狙う時期は、ヒイカが接岸する冬がおすすめ!
ヒイカは産卵をする際に海の浅いところに上がってきます。
時期は地域によってまちまちですが、関東では秋の終わりから冬にかけてがベストシーズンと言われているので、11月から12月を目安に釣りに行くのが良いとされています!
強すぎるアクションはNG!
エギのアクションですが、よく見るエギングのような強いシャクりはヒイカに対してはあまり反応が良くありません!
なのでシャクるというよりもエギをトゥイッチさせるようなイメージで動かすのがオススメです!
オススメのエギはヤマシタのナオリー!
イカの中でも体が小さいヒイカ。
彼らを釣るためには、それなりに小さいサイズのエギが必要になってきます!
そんな時に活躍するのが
”ヤマシタ”さんのナオリーです!
よくエギングをする方なら耳にしたこともあるかもしれません!
そんなナオリーの2つの号数と4つのタイプを簡単に紹介します!
ナオリー:1.5号/1.8号
このナオリーは、ヒイカやケンサキイカなどの”ツツイカ”を狙うエギだそうで、小さめの1.5号と1.8号のサイズがラインナップされています。


1.5号というとかなり小さく感じますが、ヒイカにとってはちょうど良いみたいで、実釣でも1.5号がかなり反応が良かったです!
※もちろん普通サイズのエギでも釣れないことはないと思います!
ですが、シビアなイカには小さいエギが効くのと、労力を少なくヒイカが捕食できるサイズのエギがGoodなので、結果的に専用のモデルの方がより釣果を伸ばせます!
S,B,D,BSの4つのタイプがラインナップ!
ナオリーのタイプですが、
- S(シャロー)
- BS(ベーシックシャロー)
- B(ベーシック)
- D(ディープ)
の4タイプがラインナップされていて、水深や、その時にイカがいるレンジに合わせて使い分けをすることができます!
ちなみに僕は、千葉港のような根掛りが多いポイントではロストが怖くてDタイプ(ディープ)が使えないので、Bタイプ(ベーシック)のタイプを多用します。
状況による使い分け可能!カラーは全14色!
ナオリーのカラーですが、全14色から選ぶことができるので、街灯の加減やその日のパターンに合わせて、いわゆる「状況による使い分け」ができます!
さらに、ピンク、オレンジなどの全体的な色とは別で、ルアー側部にアジやイワシを模した模様がプリントされているのも釣れるポイントなのかもしれません!
ヒイカはめっちゃ美味しい!おすすめ料理はこれだ!
ヒイカは釣って楽しいですし、食べてもかなり美味しいです!
なので、自分で釣った新鮮なヒイカをより美味しく食べる料理法を2つ紹介します!
身は少ないけれど絶品の刺身!
シンプルイズベストの代名詞、刺身。
プリプリの歯ごたえともちもちとした食感!うっすらと透き通る涼しげな色は食欲を増幅させます!
内臓を抜いて薄く切り分けるだけなので、誰でも簡単に調理ができますし、ご飯のおかずとしてもおつまみとしても人気があるイカの刺身は、きっと家族も喜ぶことでしょう!
※釣ったヒイカをその場で醤油に漬けて、「沖漬け」にしても良いでしょう!

寒い冬に!アツアツのアヒージョが染み渡る!
刺身と並んで美味しいヒイカ料理はズバリ、アヒージョです。
ヒイカを狙うのは冬の夜釣りが多いので、体が冷え切って帰ってくることもしばしばですよね!
そんな時に熱々のヒイカのアヒージョを食べられたら、どんなに幸せか…。
気になる方は是非試してみてください!マジで美味いです!
Twitterのヒイカ情報をチェック!
最後にTwitterのヒイカ情報をチェックです!
Twitter上で「千葉港 ヒイカ」で調べると…
今夜の千葉港です。ヒイカの人とカレイの常連さん半々くらいですかね pic.twitter.com/1y0AKMjs1A
— 竿兄弟 (@rod_brothers) January 13, 2020
【千葉】千葉港でヒイカ #釣り #エギング https://t.co/D4VttoDxaQhttps://t.co/Du3griNIZQ pic.twitter.com/yoNSNPwQml
— 魚速報 (@uosoku1) December 24, 2019
千葉港で釣りわず。
開始から1時間経たずミスでラインを切ってしまい1つしかないエギを失った。アオイソメでちょい投げしてましたが何も釣れず。横の方がヒイカを釣ったようでした。— ホマビー (@homabi007) December 21, 2019
昨夜の千葉港のヒイカ#ヒイカ #千葉港 pic.twitter.com/kPjJpq1N2p
— はくたく (@mintia_life) December 17, 2019
そこそこ釣れているみたいですね!
千葉港でヒイカを釣ろう!まとめ
千葉港でヒイカを釣ろう!のまとめです。
- ヒイカは小型のイカで夜行性で肉食!
- 晩秋から冬にかけての夜釣りで狙おう!
- 小さいエギを使って強いアクションはNG!
- オススメのエギはヤマシタのナオリー!
- 料理は刺身とアヒージョが激ウマ!
といったところでしょうか!?
可愛くて、数釣りができて、食べても美味しいヒイカ。
時期に偏りがあり1年中釣れるわけではありませんが、接岸の際には彼らの姿を求めて、夜の海でエギをしゃくってみてもいいかもしれません!
きっといい夜になると思います。
ありがとうございました。
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